奈良といえば、有名なのは奈良公園の鹿でしょうか。東大寺などの古の寺社仏閣も素敵ですよね。
そんな歴史ロマンあふれる古都・奈良の宿泊先といえばどこを思い浮かべますか?
やはり辰野金吾の名建築であり、奈良の迎賓館ともいえる風格をたたえる奈良ホテルでしょうか。
しかし、奈良のオトナ宿は奈良ホテルだけではありません。
今回ご紹介するのは、古代の遺産に恵まれた奈良で、とびきり上質な宿泊体験ができる宿、『登大路ホテル奈良』です。
こちらのホテルは、Small Luxury Hotelsに加盟する小規模ホテルで、奈良ホテルなどとは違い客室数はわずか12部屋。うち、スイートが2部屋です。
また、落ち着いたインテリアやホスピタリティの溢れるコンシェルジュは勿論、本格フレンチレストランや上質でこじんまりとしたバーも備えており、まさにスモールラグジュアリーホテルを体現するホテルと言えるでしょう。
Small Luxury Hotels of the Worldとは?
登大路ホテルが加盟するスモールラグジュアリーホテルズオブザワールドとは、世界に点在する小規模かつ高級なホテルが加盟するホテルグループのブランドです。
現在、世界70カ国以上、500軒以上の個性溢れる独立系高級ホテルが多く加盟するグループですが、その加盟審査は厳しいもので、無事審査をクリアし加盟が認められるのは申請数のわずか5%とも言われています。

美しい調度品に囲まれて興福寺の境内を望む至上の空間
美しいマホガニーが際立つ客室に入ると、折り紙で作られた鹿が、新鮮なフルーツと奈良の老舗・樫屋の和菓子とともにお出迎え。

館内の調度品は全て、ドレクセル・ヘリテイジ社の家具で統一されており、クラシカルで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
また、多くの部屋が興福寺の境内に面しており、歴史に想いを馳せながら静寂な時を過ごすことができます。

特に2室のみのスイートルームからは、最も美しい八角円堂と呼ばれ、国宝にも指定される北円堂が眺められます。

お部屋に用意されるアメニティは、アルゴテルムまたはロクシタンから選ぶことができます。

男性向けには、ポールスチュアートのスキンケアセットも用意されています。
特筆すべきフレンチレストランとバー
小規模なホテルではありますが、スモールラグジュアリーを標榜するだけあり、食にも抜かりはありません。
ホテル一階に位置するフレンチレストラン「le bois」では、地元奈良の食材を活かした本格フレンチを堪能できます。
また、モーニングも同レストランで提供されており、大和野菜をふんだんに使用した手の込んだ朝食は外せません!

テーブルウェアは、主にベルナルドのエキュムで統一されています。
また、同じ一階には重厚な雰囲気を讃えるバーもあり、エイジドウイスキーをはじめ、豊富なカクテルも楽しむことができます。
シガーバーでもあるため、シガーを燻らせ美酒を傾ける、まさに大人の社交場という言葉がぴったりの空間となっています。
暖かみのある見事なホスピタリティ
もとは、日本の大手工作機器メーカーDMG森精機の迎賓館としての役割があった登大路ホテルですが、運営を担当しているのは、日本が誇る高級ホテルグループであるリーガロイヤルホテルグループです。
中でもSLH加盟ホテルであるこちらでは、まさに最上と言えるホスピタリティを体感することができます。
宿泊客の好みに合わせた観光案内や、季節の話題まで、フロントスタッフや朝食のサーブの方まで、ホテルスタッフ全員が、配慮にあふれた一流のサービスを提供しています。
お部屋は全部で4グレード
ゲストルームのグレードは、
・スタジオ(2部屋)
・スタンダード(6部屋)
・デラックス(2部屋)
・スイート(2部屋)
の4種類。
スタジオは、バルコニーがない代わりに部屋の2面が奈良市街を望むシティビューの作りです。
スタンダードは、緑が美しい興福寺境内の木立を望むガーデンビューで、バルコニーがつくお部屋です。
デラックスは、スタンダードルームをさらに広くし、テーブルとソファのセットが備わります。
スイートは、なんと最も美しい八角円堂と言われる興福寺北円堂を借景とした、約70平米のお部屋です。スイートにしては少し狭めですが、スモールラグジュアリーホテルであることを考えると十分な空間でしょう。
予約はSLHサイトからがオススメ
SLHのクラブ会員になれば、会員限定特典なども多数あるため、会員登録後のご予約がオススメです。
宿泊数や利用金額に応じて、会員ステージが3段会用意されており、なんと無料朝食や宿泊プレゼントといった豪華特典も設定されています。
是非、奈良を次の旅先とし、古都の懐で上質を味わう旅にしてみてはいかがでしょうか。
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