こんにちは。
ライターのfmです。
このブログの読者の方なら、そうでなくとも多くの方に知られている、イタリアのレザーグッズブランド、ボッテガヴェネタ。
このブランド、実は最近路線変更がされたことは、ご存知でしたでしょうか。
大人らしい艶やかさとシックさを併せ持ったボッテガヴェネタは、今後どのようなブランドとして、どんなクリエイションを生み出して行くのでしょうか。
クリエイティブディレクターの交代
この路線変更の舞台裏で行われていたのは、クリエイティブディレクター(総括デザイナー的存在)の交代です。
これまで17年に渡り、ボッテガでクリエイティブディレクターを務めたトーマス・マイヤーが2018年に退任。
後任としてその職務に就いたのが、32歳のイギリス人デザイナー、ダニエル・リーです。
リーは、英国トップクラスの芸術大学セントラル・セント・マーチンズでデザインを専攻したのち、ダナキャランや、マルジェラ、バレンシアガなど、名だたるメゾンでそのキャリアを築いてきました。
また、2012年からは、フィービー・ファイロ率いる絶大な人気を誇ったセリーヌへ入社し、フィービーのもとでレディ・トゥ・ウェアのディレクターを務めていました。
今でも至る所からフィービーロスを叫ぶ声が上がる。
フィービー・ファイロといえば、そのミニマルで可憐なデザインに、世の女性が魅了されたことは記憶に新しい話です。
デビューコレクションは19-20AW
クリエイティブディレクター交代がアナウンスされたのが、2018年7月なので、彼のデビューコレクションは2019-20の秋冬コレクションとなります。
これまでのクラシックなスタイルを一変させ、ビビッドカラーや、ブランドモチーフであるイントレチャートの再解釈的デザインなどを用いています。
配色やシルエットなど、洗練されたモダンさを、感じられ、フィービーの影響を少なからず受けていることが窺い知れます。
それがまたファッション好き、フィービー好きには受けており、エディスリマンにより様変わりしたセリーヌから、顧客がボッテガヴェネタに流れてきているとも言われています。
まとめ
まだ弱冠32歳のデザイナーですが、これまでの経歴を含め、ボッテガヴェネタの伝統とモダンな感性を掛け合わせ、より素敵なクリエイションが生まれるといいですね!
それではこのあたりで失礼します!
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