みなさん、こんにちは。

fmです。

本日は連載『世界の逸品』シリーズです。

第2回の記事から少し期間が空いてしまいましたが、今回ご紹介するのは近年各国のセレブリティからも人気が高く日本国内でも知名度急上昇中のブランド・デルヴォーです。

エルメスやルイヴィトンの陰に隠れてしまいがちなブランドですが、その歴史と品質はエルメスに匹敵する確かさ。

https://www.delvaux.com/ja/

そんなデルヴォーについて記事にいたしました!

ベルギー王室御用達!名門デルヴォーの歴史

デルヴォーの歴史は、ベルギー王国建国の1830年のりも1年早くまで遡ります。1829年、シャルル・デルヴォーがブリュッセルにメゾンを創設したのが始まりです。

鉄道網が拡大した1800年台後半には、革新的な旅行用ハンドバッグをが好評を博し、1883年にベルギー王室御用達として認められたのです。

伝統あるクラフトマンシップに裏打ちされたその歴史は輝かしいものですが、クオリティは勿論のこと、デルヴォーのものづくりに脈々と受け継がれているのは自由な精神です。

中世のベルギー絵画の世界では、ルネ・マグリットなどシュールレアリスムの画家が多く活躍していました。そういったウィットに富んだデザインがデルヴォーのアイテムにも現れているのです。

デルヴォーを手に入れるならまずはコレ!

そんなデルヴォーですが、おすすめとなるのは定番の2つのバッグです。

①タンペート

タンペートは帆船のトラペーズをモチーフにデザインされたバッグです。

正面にはアジャスト式の金具がついております。

シャープなデザインでモダンな雰囲気が特徴的ですね。

エルメスで言えばケリー的な存在でしょうか。ケリーもクラシカルで素敵なデザインですが、ちょっと食事に出かけたらかぶってしまう、、なんてことが良くあるのが少し残念なところ。

デルヴォーなら、よほどのオシャレマダムでない限りかぶってしまうことは少ないでしょう。被ってしまったとしても、その場合はファッショントークが弾む楽しさもあるでしょう。

②ブリヨン

ブリヨンは、1958年ブリュッセルで開催された万国博覧会で発表されたアイコニックなバッグです。

イニシャルのDを彷彿とさせる優美なバックルにシンプルで美しいフォルムが特徴ですが、非常に複雑な構造で造られており、高度な技術による完成度の高さが感じられます。

サイズは8種展開と、バリエーションもしっかりあるのが嬉しいですね。

先進素材や限定アイテムが可愛い

自由で革新的であることを謳うデルヴォーの限定モデルは、斬新でとても素敵です。

先進素材を使ったコレクションは、タンペートとブリヨンそれぞれ交互の年に発売されるのが特徴です。

2016年の限定「タンペート ダークナイト」
高機能スポーツ製品用のPVCを加工し、奥行きのあるダークブルーが見事に表現されています。

そのほかに、ベルギーを代表するシュールレアリスムの画家ルネ・マグリットのコレクションも大人気。

マグリットの往年の名画をオマージュしたデザイン。
ユーモアのある騙し絵のモチーフなど可愛いデザインが満載。

さあ、ベルギーの逸品手に入れて

王室や各界の著名人も顧客に名を連ねるデルヴォーには、女性向けハンドバッグのみならず、メンズもしっかり展開されています。

小物も充実していますので、良いものを持ちたいけれどあまりブランドは主張したくないと言ったビジネスマンのパートナーにも喜ばれるのではないでしょうか?

もちろん大きいサイズのブリヨンやダンペートをペアで持つのも素敵ですよね。

現在国内の直営店は、

・デルヴォー表参道

・デルヴォーGINZA SIX

・デルヴォーDover Street Market Ginza

・デルヴォー日本橋高島屋店

・デルヴォー大阪

・デルヴォー梅田阪急

・デルヴォー京都高島屋

以上の7店舗となっています。

残念ながら日本国内ではオンラインショップが用意されていないため、購入経路は店舗のみとなります。

昨今のおうち時間の間にお気に入りを見つけて、安心して外に出かけられるようになれば店舗に足を運んでみてくださいね。

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